日本の味
パフェ本
〝複雑で時に不安定な構造のパフェは
お客さんの目の前で出す
という条件のもとでしか作れない
儚い建造物でもあるのです〟
本書では日本唯一のパフェ評論家・斧屋氏が、有名・無名を問わず、現在のパフェ界が横断的にわかるパフェを厳選しました!以下、簡単に本の構成について説明します。
‹‹トップに、フルーツパフェへの物思いを詩にしたためました。第1層では、現代のパフェを考えるにあたって重要な9つのテーマに沿って、パフェのお店を紹介していきます。もちろん、掲載しているお店は「そのテーマだけ」のお店ではありません。いろいろなお店で複数のテーマはまたがって存在しています。読者のみなさんも、ここに挙げたテーマを意識してパフェ巡りをされると面白いかもしれません。
第2層では、全国の代表的なエリアを巡り、パフェの紹介をしました。全国各地に、すばらしく、多様性に満ちたパフェがたくさんあります。個性的なパフェたちをご覧ください。
第3層では、パフェにまつわる大事なことをコラムにしました。パフェの世界に深くはまり込むと、いろいろなことが気になってくるものです。パフェに限らず、何かの考えのヒントにしていただけたら幸いです。››(「まえがき~パフェが来るまで~」より)
● 日本庭園に見立てたパフェ
● いちごの姿は見えないがいちごを全体で再構築して表現したパフェ
● 「健康」がキーワードのパフェ
● 素材の魅力をあますところなく伝えるパフェ
● 予約して「イベント」として楽しみに待つパフェ
● 「映えない」、だがそれがまた素晴らしいパフェ
・・・など、全国には作り手たちの思想がつまった、個性豊かなパフェがたくさん!
「カウンター形式で食べるパフェ」「夜パフェ」「月替わりのパフェ」等のテーマ別に、「おいしそう&美しい」写真と共に100本以上掲載。おいしく、楽しく進化するパフェ案内の決定版です!!
〝「今月のパフェはおいしかった、来月のパフェは何だろう」そうやって、めぐりめぐるパフェに懸想して、一年を過ごすのです〟
この季節、自分はどうすればパフェに懸想するでしょうか?
パフェ本
おいしく、楽しく進化する最新パフェ案内
「パフェはエンターテインメント」と提唱し、味だけでなく作り手がこめた思想にまで踏み込む独自のパフェ評が各メディアで大人気の著者による最新刊。月替わりのパフェ、夜パフェなどのテーマ別に100本以上紹介。
取材/小学館