かつてないスケールの「東大寺」を新体感!
最新のデジタル技術によりカメラや印刷が格段と精巧になり、いままでは再現できなかったリアルな表現がこの超特大サイズの本で可能となりました。寺社仏閣、歌舞伎、絵画作品……我が国には世界に誇るべき文化遺産があふれています。実際に見るよりも緻密な写真で、メガビックに印刷・掲載したずっしりと重い本にどうぞご期待ください!
写真家・三好和義が最新デジタルカメラで全編新規撮影した世界遺産「東大寺」の超特大写真集です。天平のむかしより荘厳を極めた「東大寺」の、流れる美しい四季の光のなかでとらえられた伽藍や宝物の数々、そして多くの仏像。奈良に住まいをかまえ、毎日「東大寺」を撮りつづける三好和義だからこそ撮影できた、桜の季節、夏の夜、秋の夕景や雪の静かな境内など、四季折々のたたずまいと年中行事など、「東大寺」のさまざまな表情を堪能いただけます。
幾度となく紹介されてきたこれらの姿を、いまあらためて、B2サイズの超特大の写真で紹介します。「東大寺」のスケール感がそのまま体感してください。世界最大級の木造建築である「大仏殿」と躍動感あふれる「金剛力士像」、そして「盧舎那仏」の圧倒的な存在感を体感できます。
また、実際に目で見るよりもはるかに高精細にディテールをとられた写真からは、精巧さ、質感だけでなく、当時の人びとのエネルギーや息づかいまで伝わってきます。超望遠レンズによるクローズアップや、ベストな自然光の計算など撮影技術を駆使した写真を、最新の印刷技術で再現しました。
実際の撮影では、特別な許可を得て普段立ち入れない場所からのアングルや、通常は非公開の秘仏も撮影。さらに、「二月堂」で行なわれる修二会「お水取り」などの年中行事や日々の行法の様子など、「東大寺」を撮影し続けている三好和義だからこそとらえることができた貴重な写真の数々を掲載しています。学術的にも貴重な写真の数々は後世に伝える大切な記録としての役割も担っています。
「三好氏が撮影した四季折々が見せる風景のショットは、先徳のご苦労を感じさせない美しさに満ちている。本書は自分の手で持ったり開いたりすることは中々大変だが、この大きな画像から、「東大寺」が持つおおらかさ、そして動物も植物も人もゆるぎない時間の流れに同化している様を感じ取って貰えれば有難い。」狹川普文、華厳宗管長・第223世東大寺別当
東大寺
B2判超特大写真集
写真家・三好和義が最新カメラで撮影した東大寺の姿を、仏像・建築・法要などの流れをつくりまとめた写真集。B2判型での掲載により、実際に目で見るよりも細かい描写までわかるような迫力を読者に届けます。
写真©MIYOSHI Kazuyoshi 2020