日本歴史
漫画でわかる平成の30年
時は2018年8月15日。お盆休みに故郷に集まったある家族が、祖父・父・娘、それぞれの視点で平成のできごとについて語り合います。
- 平成元年に3%でスタートした消費税
- バブル景気とその崩壊
- 阪神・淡路大震災、東日本大震災などの甚大な自然災害
- アメリカで起こった同時多発テロ
- 55年体制の崩壊により、二転三転する政権
- なかなか抜け出せないデフレスパイラル
- 地球温暖化やエネルギー問題・・・
様々なキーワードで彩られた「平成」。多くの新たな問題が発生した、まさに激動の30年でした。その一方で、世界で活躍するイチローなどのスポーツ選手や、ノーベル賞受賞者を多数輩出した時代でもありました。本書は、2018年10月に刊行された「小学館版学習まんが少年少女日本の歴史22巻平成の30年」を、大人の皆さん向けに再編集したものです。生きてきた時代のことなので、振り返るまでもないと思う方もいるかもしれませんが、意外と抜けている知識や、「なぜその出来事が起こったか?」までは言及できないこともあるのではないでしょうか。本書では、平成のキーワードをつなぐメカニズムについて、漫画を使って立体的に紐解いていきます。
解説は、東進ハイスクールでの「表解板書」で有名な金谷俊一郎先生(歴史コメンテーター・教育ジャーナリスト・東進ハイスクール講師)です。
‹‹平成を知ることは、今、日本や世界で起こっている様々な問題を解決するための「カギ」ともなっています。歴史というのは単なる過去の出来事ではないのです。「今」、そして「未来」へとつながっているのです。未来へのバトンを次の世代に渡すにあたって、すべての大人の皆さんに改めてこの「平成」という時代を知ってもらいたいと思います。››
新しい元号で迎える新しい時代をよりよいものにするために、私たちはどう歩んでいくべきなのか、を考えさせられる1冊です!
漫画でわかる平成の30年
今こそ振り返ろう、平成という時代を!
平成の30年を漫画で徹底解剖。バブル景気、自然災害やテロとの戦い、進化するネットワーク環境、グローバリズム等、めまぐるしく変化した時代を振り返ります。カリスマ予備校講師・金谷俊一郎氏の解説つき。
取材/「日本の本」編集部